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男性の不妊症について1.そもそも不妊症とは不妊症とは、「生殖年齢の男女が妊娠を希望し通常の性生活を行っているにも関わらず、一定期間以上妊娠しない状態」を指します。“一定期間”とは日本では2年とされることが多いですが、WHO(世界保健機関)は12か月と定義しており、臨床的にも1年間妊娠しなければ治療を開始することが多いのが現状です。 一度も妊娠を経験していない場合を原発不妊、一度以上妊娠や分娩を経験してから不妊となる場合を続発不妊といいます。妊娠はするけれど流産を繰り返してしまう不育症(習慣流産)は、厳密には不妊症には含まれません。 現在、不妊症に悩む夫婦の割合は増加し、夫婦のおよそ7組に1組といわれています。 厚生労働省の人口動態調査によれば、平成24年に出産した母親のうち、25.8%が35歳以上。4人に1人以上というこの割合は、10年前に比べると倍増しています。年齢が上昇すれば卵子は老化し、妊娠率は低下します。また、新しい血液検査:NIPT(母体血胎児染色体検査)の導入で注目されたように、染色体異常の発生確率も上昇します。 妊娠は女性のみに起こる現象であるがゆえに、長い間、不妊症は女性に原因があるとされてきました。しかし、原因は女性だけではありません。近年、男性側にも原因があるケースが決して少なくなく、またその割合が増加してきていることが明らかになってきたのです。 不妊症の原因は多岐にわたります。 男性不妊の原因は、以下の3つに大別されます。 男性不妊の検査は、女性よりも身体的負担が軽いのが特徴です。 治療は、手術、薬物療法、生殖補助医療技術(以下ART)があります。 私は34歳で乏精子症と診断されました。 不妊治療を受ける夫婦は、公的な助成を受けられる場合があります。
簡易的な方法ですが、精力剤やサプリメントで改善を目指す方法もあります。
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